2012年のテト休みをベトナムで過ごしました_ハイズン編_2大晦日

さて、いよいよ大みそかですが昨日のパーティーに来てもらった会社のベトナムの人の家にお呼ばれすることになり、朝9時にタクシーに迎えに来てもらうはずが30分程遅れでハイズンを出発してハイフォンの近くまで出かけました。大みそかに訪問してどうなっちゃうのかなと不安もありましたがともかく出発、乗って行ったタクシーの運ちゃんがなんと英語が話せる人でしかも以前はハノイで日系企業の運転手をしていたそうで、ずいぶん運の良い人に当たりました。英語を話すタクシードライバーはハイズンではとっても珍しいです。
ハイズンからもハイフォンからも離れた場所ですが市場通りには写真のようにいっぱい人が出ています。夜には近所の人たちでパーティーをするそうでテントを張って準備をしていました。
お呼ばれした先では訪問した家のみならず実家にまでお邪魔して両親や兄弟など一族皆さんにお会いしました。もうどこの家も正月の準備はできているようで仏壇もきれいに飾り、掃除や片付けなども終わって、もう正月を迎えるモードに入りかけているようでした。若い人は大晦日は自分の家族が集まって一緒に食事をしたりして過ごし、正月が明けると実家に行ったり親戚に行ったりあいさつに出かけていくのが主になるようです。
皆さんと一緒に正月用の料理をごちそうになりました。どれもおいしいのですが欠かせないのがもち米を葉っぱでくるんでゆでて作るベトナム式のもち?です。私は元来もち米のものが大好物なので大変気に入りました。
ずいぶん気にいったのがばればれで帰りにお土産にまたいただいてしまいました。ハムと言うかパテというか肉を練って固めてやはり葉っぱにくるんで同じようにしたものも一緒にいただいてしまいなんか非常に恐縮してしまいました。これらは全部実家のお父さんの手作りだそうです。中はこんな感じで肉が詰まっています。

中国の肉粽とは違い油分はすくなくさっぱりとした味です。食事が終わってから近所を案内してもらい(タクシーがなかなか手配できなくて時間つぶしという面もありましたが)帰路に着きました。
ところで帰りにパーティーの準備会場を通りかかったら先ほどまで居たブタ君がいなくなっていました。最近の日本では動物たちが食べ物に変わる現場から隔絶されていますが、ここベトナムでは今でもニワトリなどは日常的に家で絞めています、が、ブタも現場でやるとは思いませんでした。
さて、大晦日の夜、もう一軒ベトナムの人の家にお呼ばれしました。今度はハイズン市内です。またまたベトナムもちを含む正月料理をいただきました。基本的には似ていますがやはり各家庭の特色も出ていてまたまたおいしく頂きました。会社の同僚が一緒に呼ばれて食事に来ていたのですが、家族持ちの人が大晦日の夜に一人でよそのうちに来ていいのかなあと心配していましたら、しばらくすると携帯が鳴りっぱなしになり、早々に帰り、かえってこちらも安心しました。11時半になると特別な鳥の料理を始めるし花火も始まるとのことでしたが明日の朝旅行に出るので辞退して帰りに着きました。
家に着いてから11時半になると花火が始まりましたが外は寒いので窓越しに欠けた花火を見ました。花火が終わるとバイクが怒涛のように家の前を走り抜けていきました。
新年明けましておめでとうございます。

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